「オブジェクトT モータースポーツニュース」 全日本ツーリングカー選手権 第5・6戦 日時 1994年6月17日(金)~19日(日) 場所 十勝インターナショナルスピードウェイ チーム オブジェクトT マシン 11 BPオイル・トランピオシビック/33 トランピオ・コロナ ドライバー 原 貴彦/村松康生 6月18日(土)公式予選 11 BPオイル・トランピオシビック TIME 1'26"599 予選18番手 ドライバー 原 貴彦のコメント 1回目の予選は、26秒台に入れることが目標だったので、とりあえず目標達成という感じ。2回目は、なんとかコンマ5秒縮めて25秒台に入れるように頑張った。だけど、新品タイヤが使えない要因もあって、思うようにはいかなかった。明日は、守ることが何もないので、めいっぱい行きたい。結果、マシンのセッティングもやタイヤの開発につながるものが見つかれば、次につながっていく。 チーム監督 鈴木 哲雄のコメント 今までの問題は解決してきた。目標の26秒台にも入り、予選結果は順当。シーズン半ばになれば、他のマシンが使っているシーケンシャル ミッションが装着できるようになる。そうすれば、各コーナーやストレートに合わせてギアを変えられるので、グンとタイムアップが望めるはず。現段階ではいい方向に進んでいると思う。 33 トランピオ・コロナ TIME 1'26"883 予選19番手 ドライバー村松康生のコメント 2回目の予選は頑張りすぎてしまった。タイムも自分の感覚と1秒くらい違っていた。タイムアップできなかった要素は、マインドコントロールが完璧でなかったことも大きい。1回目はタイヤをロックさせ、2回目は最終コーナーでダートにはみ出している。タイムを詰めるところでミスを犯していてはダメだ。しっかり反省して明日の決勝に望みたい。 チーム監督 中部博 シャシー、エンジン、チーム体制、ドライバー、すべてが50%ほど手の内に入ってきた。ベースが固まったので、これを維持して積み重ねていきたいと思っている。トップクラスのレースだから壁は厚いけれども、士気はまったく落ちていないし、いい方向に向かっていると確信している。