全日本GT選手権

GT選手権Rd.2レポート9

'94全日本GT選手権
Rd.2 仙台ハイランド                                            Date 6/12
6月11~12日
GT インサイド・レポート             No.12
38.フリー走行結果(暫定)
ドライバー      マシン                                  タイム
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1  影山正彦      #1  カルソニック・スカイライン    1’53.839
2 長谷見昌弘    #3   ユニシアジェックススカイライン  1’53.940
3 鈴木利男     #2  ZEXELスカイライン     1’54.383
4 A・レイド    #40 タイサン ADVAN F40    1’55.012
5 袖山誠一   #24 コクピット 館林GTR     1’56.224
6 水野文則      *70 外国屋スカイラインGTSーR    1’57.563
39.#5 BLITZ SUPRA
 福山英朗はリアウインドウを飛ばしてピットに入ってきた。昨日の午前中、エンジ
ン交換に時間を取られてしまい、まだマシンセッティングが出来てないため、フリー
走行が彼らにとってのほとんど唯一のセッティングの時間であった。しかし、エンジ
ン・セットを行うのがやっとという状態であり、シャシーを完全な状態とすることは
出来ないようだ。重い6気筒エンジンのために車重が重く、マシンの回頭性ではなく、
ハイランドでは重さそのものが克服することが出来ないという。しかし、今回は、ダ
ンロップが新しい350タイヤを持ち込んでくる等、着実に進歩している。
40.#25  FEDEX NISSAN GT-Z
 決勝日の朝、ピットで他のドライバーよりも、いち早くレーシングスーツ姿でスタ
ンバッていたのが、#25の石川朗。「勘違いして、1時間早く来てしまったんです。
ちょっと、力が入りすぎですね。でも、クルマは、まだ足まわりをつくっている途中
なんです。パワーがありすぎて、足がついてこないって感じです。レースでは、最後
までもたすことを考えて走りますよ」と語った。昨夜、一番遅くまで作業をしていた
のも、このチームで、22時ごろまでかかって、おもに熱対策に時間を使っていた。
41.#88 レインX・アート・カウンタック
 決勝日の朝、#88の池沢さとしは、「今回は、レース中にお邪魔虫だった開幕戦
からは、だいぶ進歩していますよ。クルマの出来も、開幕戦が100点満点のうち10
点ぐらいだったのが、50点ぐらいまでは持ってくることができたと思います。車重
を120kg軽くしてきているし、だいぶ改善されつつあります。ただ、金曜日、土曜
日ともに、5~6周走ると水温が上がってしまって、困っているんですよ。レースで
は、スタートはぼくが乗るんですが、オーバーヒートを気にしながら走ることになり
ますね」と語った。
42.*70 外国屋スカイラインGTS-R
「絶好調です」。決勝日の朝、フリープラクティス前の、ドライバー石橋義三の朝の
ひと言でした。
43.#14 CCIあめんぼうシルビア
 決勝日の朝、フリープラクティスを前にして、由良拓也監督は「開幕前には、もう
ちょっとGT-Rを追いまわせると思っていたんですが、厳しいですね。これからの
このカテゴリーの発展を考えると、このままGT-Rだけが上位を独占していると問
題かもしれませんね。エントリー台数も増えてこないだろうし、レギュレーションを
もっと考えて欲しいところですね」と語った。
                    提供:GTアソシエーション事務局
古屋 知幸   = MGG01235 =


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