’94年全日本F3000選手権第1戦 NISSEKI IMPUL RACING TEAM 予選プレスリリース ALL JAPAN F3000 CHAMPIONSHIP ・大会名:ミリオンカードカップレース ラウンド1 鈴鹿 ・開催日:3月19日(土)予選、3月20日(日)決勝 ・天候・気温:予選1回目=晴れ時々くもり・14度 予選2回目=晴れ時々くもり・14度 ・コースコンディション・路面温度:予選1回目=ハーフウェット>ドライ 17度 23度 予選2回目=ドライ 22度 ・出走台数:18台 ・予選順位 6位 1分43秒329 <予選状況> いよいよ1994年シーズンの開幕である。日石インパルレーシングチームのマシン にはディフェンディングチャンピオンであることを示すカーナンバー1がつけられた。 4ケ月の時間を隔てて再び鈴鹿にF3000レースが戻ってきた。テスト段階からドラ イバー星野一義は自身に満ちた雰囲気の中でひとつひとつプログラムを消化して開幕戦 を迎えた。 午前10時真新しいレーシングスーツに身を包んだ星野がコクピットに滑り込んで予 選第1セッションのコースインをピットで待った。昨夜に降った雨がまだ若干の箇所で コースを濡らしていた状態だったのでスリックタイヤの溝を彫ったカットスリックでコ ースインしたが、路面には砂が出ていて状況が悪いのでマシンのセッティングに終始し てスリックタイヤのアタックはセッションの終盤に行っただけたった。しかし、コンデ ィションが悪いこともあって4番手のポジションにとどまった。 コース状況は良くなり、各マシンは午後にタイムアップをめざしてアタックを開始し た。星野は午前中に使用したタイヤでコースイン。再度マシンのチェックを行ってから ニュータイヤに交換、アタックに移った。1周のウォームアップからフライングラップ に移ろうとしたとき、2コーナーでマシンがハーフスピン状態なってしまいタイムロス 、午前中のタイムは更新したが、結果として6番手の位置から決勝をスタートすること になった。 <予選後コメント> ・ドライバー 星野一義 ニュータイヤでいけば42秒に入ると思っていたので悔しい。何が原因だかわからな いのだが、アタックに入ったときにハーフスピンしてタイムを出せなかった。マシンの せいにしたくないので、自分が乗れていなかったということなのだろうか。決勝では表 彰台の一角を狙えるつもりではいる。是が非でも優勝を狙うというよりもシーズン全体 を考えてポイントを獲得したい。 ・監督 金子 豊 6番手というのははっきりいって残念だ。星野はマシンのせいにしたくないだろうが 、いくつか気になる点があるので決勝日朝にチェックするつもりだ。ライバルも失敗し ていたからチャンスではあったのだがしょうがない。星野は決勝のフルラップでのタイ ヤの使い方がうまいから、出きる限り順位をあげて、できるだけ多くのポイントを稼ぐ のが目標だ。 以上 NISSEKI モータースポーツ事務局 奥津 寿尚 (MGG01135)