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レイトンF3000鈴鹿タイヤテスト

     LEYTON HOUSE RACING TEAM
        PRESS IMFORMATION
           F3000タイヤテスト
         1990年4月26日 木曜日
            鈴鹿サーキット
 開幕戦依頼の鈴鹿での合同タイヤテスト。ゴールデンウィークが終わると西日本、
鈴鹿と2連戦あり、各チームにとって今回のテストは極めて重要なものであった。レ
イトンハウス90Bを初めて鈴鹿に持ち込む我々も例外でなく、さらなるマシンのパ
フォーマンスアップを図るべくいくつかの対策パーツが用意され、関谷正徳、クリス
チャン・ダナー両ドライバーが分担してテストを行うことになった。
 天候は快晴、これまでテストのたびに雨に泣かされていた我々にとっては文句なし
のコンディションとなった。両者いち早くコースイン。午前3時間のテストに臨んだ。
 スタート後2周ほどでダナーはピットイン。ハンドリング不良を訴える。ストレー
トでもマシンの挙動がおかしいため、ガレージにマシンを入れ大事を取って各部の点
検。その間、関谷はトラブルフリーで走行。4周目にピットに入り、まずはウィング
セッティングを施す。その後さらに4周ほどして再びピットへ。空力バランスはOK
ということから次にフロントサスペンションの調整に入る。スタビライザーを交換し
ピットアウトした関谷は、それまでの1分53秒台から52秒台に突入し5番手を走
行。そして再度ピットイン。スタビライザー交換によるフィーリングの向上を報告、
チームではさらにサスペンションセットアップを進めた。新たなるサスペンション系
の対策パーツを使用しテストする関谷は、その第一印象を「スタンダードとまだ比較
していないが、フィーリングは従来よりいい。アンダーステアが出始めているが、こ
れが消せればかなり戦闘力は向上するはずだ。」とコメント。まずまずの出足と言え
よう。
 マシンの再チェック後、走行を再開したダナーもハンドリング不良は消え、本格的
なテストに入った。エンジニアの松岡が関谷車に施したように、ベラミィはリアウィ
ングの調整から始まり、次にフロントセクションに手を加えるが、ダナーは強いアン
ダーステアに見舞われその対策に追われた。サスペンションに関してはスタンダード
仕様に乗るダナーは、特にS字とダンロップ下あたりでのマシンの挙動が非常にナー
バスと報告。同じ場所で関谷は全く問題ないと語っており、新しいパーツが有効に機
能していると考えていい、ダナーのコメントだった。しかし、関谷のほうにもアンダー
ステアが基本的に残っているということも事実であった。
 そのアンダーステア対策も改善されつつあったが、残り30分ごろダナーはCVジョ
イント破損でコース上にストップ。午前のテストを終えることになった。
 関谷は順調にプログラムを消化。最終的に13番手で終わったが、「基本的にアン
ダーステアは変わらないし、それが少しずつ良くなってきている。」とコメントし、
セットアップの方向性の正しさは確認できた。
 午後のセッションは2時からスタート。午前中満足に走れなかったダナーは、コー
スオープンと同時に、一番乗りでピットを後に。関谷も間もなく続いた。しかし、マ
シンチェックをしながら1分53秒台で走行していたダナーは、右リアから白煙をあ
げてピットイン。リアのアップライトにトラブルが生じ、そのリペアのため長いピッ
トインを強いられてしまった。またセッション開始1時間後、それまで順調にラップ
を重ねていた関谷が、スプーンカーブで珍しくコースアウト。マシンには大きなダメー
ジは無かったが、砂利の排除などでやはり長くピットにいることに。約1時間のロス
で修復およびチェックが済み、関谷はコースインすることができた。リペアの際に同
時に空力セッティングを変え、比較テストを行った。関谷は1周でピットに戻り、さ
らにウィングセッティングを変えてすぐにコースに戻る。その関谷は今日の自己ベス
トタイムを破り、52秒台前半へ。さらに次周には51秒12をマークして、一気に
3番手にジャンプアップしてみせた。
 ピットに戻ってきた関谷もアンダーステアがかなり消え始めたことを報告。さらに
もう少しウィングセットをアジャストして、その効果を探ってみることになった。小
刻みにピットイン/アウトを繰り返しながら、空力バランスの比較テストを行い、5
2秒台をコンスタントにマークして関谷はセッションを終えた。予選用タイヤはトラ
イせず終始マシンのセットアップに努めたため、ポジションは8番手で終えたが、間
違いなく数多くのデータを残せた。明日も天気予報では快晴の模様で、今日のデータ
をどのくらい生かすことができるかがカギとなるだろう。
 いっぽう長いピットストップを強いられたダナーは、残り20分というところでよ
うやくピットアウト。しかし、セットアップの時間は少なすぎ、最後までアンダース
テアに悩まされて1日目のテストを終えた。明日はダナー車にも関谷車から得られた
データがフルにフィードバックされることになり、それによって今日のロスを取り戻
せるだろう。
●鈴鹿F3000タイヤテスト タイムデータ
順 ドライバー シャシー/エンジン/タイヤ 午前      午後
-----------------------------------
1 星野 一義     L-T90/M/BS  1分51秒78  1分48秒43(QF)☆
2 長谷見昌弘     L-T90/M/DL  1分51秒32  1分48秒72(QF)☆
3 M.マルティニ L-T90/M/DL  -------  1分49秒22(QF)☆
4  岡田  秀樹      LH90B/C/DL  1分52秒28  1分49秒26(QF)☆
5※松本  恵二   L-T89/M/DL  1分50秒88  1分50秒47☆
6 M.S.サラ  L-T90/M/DL  1分50秒50☆ 1分52秒29
7 小河  等   L-T90/M/BS  1分53秒37  1分51秒03☆
8 中子  修   L-T90/M/BS  1分53秒48  1分51秒05☆
9 関谷 正徳   LH90B/M/BS  1分52秒73  1分51秒12☆
0 片山 右京   L-T90/C/BS  1分51秒35☆ 1分51秒37
11 R.チーバー  L-T90/M/DL  1分51秒56  1分51秒42☆
12 J.ハーバート R-90D/M/BS  1分51秒90  1分51秒51☆
13 E.ベルタッジァ L-T90/M/BS 1分51秒65☆ 1分51秒89
14 松田 秀士   L-T89/C/DL  1分52秒64  1分51秒69☆
15 鈴木 利男   L-T89/M/BS  1分54秒25  1分51秒77☆
16 V.バイドラー L-T90/M/BS  1分52秒43  1分51秒86☆
17 金石 勝智   L-T90/M/BS  1分53秒57  1分51秒88☆
18 和田 孝夫   L-T90/M/YH  1分52秒90  1分51秒90☆
19 高橋 国光   L-T90/M/YH  1分52秒28  1分51秒91☆
20 R.ラッツェンバーガーL-T89/M/DL1分52秒85 1分52秒31☆
21 J.クロスノフ L-T89/M/DL  1分52秒98  1分52秒50☆
22 影山 正彦   L-T89/M/BS  1分54秒55  1分52秒92☆
23 中谷 明彦   L-T90/M/BS  -------  1分53秒11☆
24 太田 哲也   R-90D/M/DL  1分55秒22  1分53秒24☆
25 池谷 勝則   L-T89/M/YH  -------  1分53秒32☆
26 黒沢 琢弥   R-90D/M/BS  1分53秒32☆ 1分53秒48
27 C.ダナー   LH90B/M/BS  1分53秒65  1分53秒43☆
28 岩城滉一    L-T90/M/DL  1分56秒92  1分54秒34☆
29 佐藤 浩二   R-90D/M/BS  1分55秒12☆ 1分55秒66
注)※午前セッション終了10分前にL-T90 をシェイクダウン。午後はL-T90 を使用。
L:ローラ LH:レイトンハウス R:レイナード C:コスワース M:無限
BS:ブリヂストン DL:ダンロップ YH:ヨコハマ QF:予選用タイヤ
  提供:レイトン・インターナショナル


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