◎全日本F3選手権第4戦・鈴鹿 アンソニー・リード、4連勝! 再び鈴鹿サーキットに戻ってきたF3。昨日の予選でポールポジションを獲得 したアンソニー・リードが、またもポール・ツー・フィニッシュの横綱レース。 まったく安定した走りで2位以下に2秒前後の差を保ったまま17周をつけ、4連 勝目を飾った。 2位にはトム・クリステンセン、3位にはジャック・ビルニューブと表彰台は 外国人選手が独占。4位に岡本幸夫が入ったが、5位にユージニオ・ヴィスコ、 6位にデレック・ヒギンズと、ポイント圏内のうち5人が外国人選手によって占 められた。 健闘が期待された日本人選手の予選上位陣は、第2コーナーで石川朗がダート にはみ出してスピン。影山正美はS字で土屋圭市と絡んでコースアウト。高村一 明はフォーメーションで石川と接触、2周目シケインでストップしてしまった。 ◎コメント ◇アンソニー・リード 「4勝してチャンピオンへの可能性が高くなったと思う。しばらくチャンピオン には縁がないので、なんとかチャンピオンを獲得したい。これだけ勝てるのはチ ームが完ぺきな体制を敷いていてくれているからだ。チーム、スポンサーに感謝 したい」 ◇トム・クリステンセン 「前回の富士では、再車検で200グラム車重が足りなくて失格になってしまった。 やっと表彰台に立つことができてうれしい」 ◇ジャック・ビルニューブ 「初めて日本で表彰台に立つことができてうれしい」 すがやみつる(SDI00104)/鈴鹿