全日本F3000

F3000-PR:レイトン菅生テストリリース(1)

チーム・レイトン プレス・リリース
菅生F3000合同テスト
宮城県:スポーツランド菅生
7月8日(月) 天候:曇のち晴 コンディション:ウェット→ドライ
 今日、7月8日からスポーツランド菅生において、F3000合同テストが2日間
の予定で始まった。なお、今回の合同テストは、7月26日~28日にかけて、ここ
菅生で行われる全日本F3000選手権第6戦に向けての最後の合同テストとなって
おり、参加各チームは、レースに向けて積極的なデータ取りに集中した。
 今回のコース・コンディションは、梅雨という季節も手伝って、天候からして非常
に不安定なうえ、早朝に降った雨で完全なウェット状態となっていた。また、テスト
前日には全日本ロード・レース選手権が開催されたため、オイルがコースの所々に点
在し、午前中の走行は、各チームとも満足の行けるものは取れていない。
 しかし、一度、雨が止み、コースが乾いてくるとコース・インするマシンも増え、
て、レーシング・ラインは完全にドライとなり、各ドライバーとも、本格的に走り込
める状態になってくる。
 また、F1フランスGPに出場したため、今回のテストには来日が間に合わなかっ
たジョニー・ハーバートに変わり、SWCのメルセデス・ベンツのワークス・ドライ
バーであるミカエル・シューマッハーが新たにゼッケン24のラルトRT23・無限
のハンドルを握っており、次の菅生ではハーバートの代わりに出場することになると
いう。なお、彼にとっては初めてのF3000と初めての菅生という状態にもかかわ
らず、初日から好タイムをマークしており、関係者の注目を集めている。
 このような状況の中で、チーム・レイトンの関谷正徳に、前回の合同テスト同様、
レイトンハウス90Bを投入して、今日の総合トップ・タイムをマークして、2日間
のテストのまずまずのスタートを見せた。また、チーム・メートの田中実は、レース
・セッティングを進めることに集中し、レース・タイヤで12秒台に突入して、今日
の2回の走行をほぼ満足の行ける状態で終えている。
関谷 正徳
「トップ・タイム? いやぁ、まだまだ安心できないよ。まだ、1日しかテストは終
わっていないんだからね。もちろん、今日のタイムはマシンのセットが順調に進んで
いることを示してはいるけどもね。それに、明日に向けて、セッティングいじりたい
ところもあるから。そのためにも、明日は絶対ドライであって欲しいな。」
田中  実
「セッティングはかなり進んだよ。美祢がそうだったように、こういう走る回数の少
ないサーキットでこそ、僕らルーキーの腕の見せどころだからね。当然、それはサロ
やシューマッハーも狙ってくることだから、僕も負けられませんよ。明日も、ちょっ
と違ったセッティングをトライして、データをもっと集めたいですね。」
提供:チーム・レイトン


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース