★インターナショナル鈴鹿500kmレース・優勝者コメント ●長谷見昌弘: 「デイトナ、グループA、鈴鹿500kmと3連勝できて気分は最高。ポールからの スタートだったが、最初に履いたインターミディエートがマシンと少し合わなく て、オーバーステア気味だった。18周あたりでドライタイヤに交換したけれど、 これは決まっていて大成功だった。先にドライに換えたチームは、こちらより3 秒早いということなんで、早めのピットインになったんだ。 影山君は、最後に走行する予定だったけど、予定外のタイヤ交換になったため、 クロスノフが最後まで走ることになった」 ●ジェフ・クロスノフ: 「ヘンナガイジンデース! 長谷見さん、影山さん、日産、NISMO、そして 支援してくれた会社の人たち皆さんに感謝したい。日本にきて初の優勝だけど、 日本のレース界で大きな存在である日産チームで勝つことができて本当にうれし い」 ●影山正彦: 「今回、乗るチャンスはなかったが、チームが優勝してうれしい。金網にへばり ついて見ていた頃から日産のファクトリーチームに憧れていました。日産のユニ フォームを着ることができて嬉しいし、チームが勝って本当によかった」 Q:(長谷見に対して)若いふたりにはどんなアドバイスをしましたか? ●長谷見: 「今のJSPCは燃費を気にした走りをしないといけない。ファクトリーは、技 術者がついて、テレメトリーを使いながらの省燃費走行の方法をアドバイスした。 クロスノフと影山は、すでに走りも完成して遜色ない。今年1年、ファクトリー の走り方を身につけてくれたらと思う」 Q:(クロスノフに対して)最後でフロムエー・ニッサンが激しい追い上げを していたが? ●クロスノフ: 「もうミラーを見るのが恐かったよ……というのはウソで、ピットから無線で、 相手のタイムやこちらとのタイム差を教えてもらっていたから不安はなかった¥ Q:(クロスノフに)ニッサンで勝ったのは、これが初めてではなく、アメリ カのSCCAトラックレースで勝ったことがあると思うが、最後に勝ったのはい つか? ●クロスノフ: 「えーと、1988年だと思うよ」 すがやみつる(SDI00104)/鈴鹿