Formula Nippon

Fニッポン第2戦 富士 予選 (4/6)

●2003年4月6日 富士スピードウェイ(静岡県)

4月6日、悪天候で決勝日に順延されたフォーミュラ・ニッポン第2戦の予選が富士
スピードウェイで行われ、開幕戦の勝者#19本山が僅差の戦いを制してポールポジショ
ンを奪った。

昨日の雨が信じられないような好天に恵まれた富士スピードウェイ。本来ならば決勝
のセッティングを確認するフリー走行の時間帯に予選が組み込まれた。時間は30分の
一発勝負。

ところが、ただでも短い予選時間を縮める赤旗中断が相次いだ。
開始早々#40ライアンがダンロップコーナーのレコードライン上でストップ。再開から
4分経過したところで#10藤澤がヘアピンでスピン、ストップ。赤旗の原因をつくった
両者は、規則により予選には出走できず。その時点でマシンを降りることになった。

そして、残り12分となったところで、今度は#6福田がダンロップコーナーで止まりき
れずに真っ直ぐ行ってしまい、またしてもライン上にストップ。さらに、残り7分とな
って各ドライバーがアタックに入ったところで、#9黒澤が1コーナー立ち上がりでス
ピン。4度目の赤旗になってしまう。

再三の赤旗にリズムを崩されたドライバーたちは苛立ちを隠せないが、ここまでの順
位は#19本山(1'17.530)-#20トレルイエ(1'17.539)-#8土屋(1'17.821)-#22脇阪-#2ロッ
テラー-#6福田。

残り7分。最後のワンチャンスに賭けコースインしたドライバーたちだったが、タイ
ヤを温める時間にないままにアタックに入ったために、名手#19本山でさえもコース
アウトを喫する状況でタイムアップはならず。#19本山が連勝に向けて最高のグリッド
を得ることに成功した。2位は#20トレルイエでチームインパルはワンツー。

決勝は午後2時50分スタート。61周268.4kmで争われる。

◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/

■予選 天候:晴れ/コース:ドライ

FORMULA NIPPON FUJISPEEDWAY -RIJ- (2003/04/06) Qualfying Weather:Fine 
                                                         Course:Dry
2003 Fomula Nippon Round 2 富士スピードウェイ 4.4km

P  No Driver               Team             Time      Delay  Gap     km/h
---------------------------------------------------------------------------
 1 19 本山 哲             IMPUL            1'17.530      -       -  204.31
 2 20 ブノア・トレルイエ   IMPUL            1'17.539  0.009   0.009  204.28
 3  8 土屋 武士           LeMans           1'17.821  0.291   0.282  203.54
 4 22 脇阪 寿一           TEAM 22          1'17.850  0.320   0.029  203.47
 5  2 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA    1'17.862  0.332   0.012  203.44
 6  6 福田 良             5ZIGEN           1'17.953  0.423   0.091  203.20
 7  5 道上 龍             5ZIGEN           1'17.969  0.439   0.016  203.16
 8  1 小暮 卓史           PIAA NAKAJIMA    1'18.022  0.492   0.053  203.02
 9 28 野田 英樹           CARROZZERIA MOHN 1'18.107  0.577   0.085  202.80
10  3 立川 祐路           Olympic KONDO    1'18.163  0.633   0.056  202.65
11  7 金石 年弘           LeMans           1'18.192  0.662   0.029  202.58
12 11 松田 次生           COSMO OIL CERMO  1'18.307  0.777   0.115  202.28
13 41 服部 尚貴           DoCoMo DANDELION 1'18.348  0.818   0.041  202.17
14  4 ドミニク・シュワガー Olympic KONDO    1'18.475  0.945   0.127  201.85
15 12 井出 有冶           COSMO OIL CERMO  1'18.499  0.969   0.024  201.79
16  9 黒澤 治樹           TEAM NOVA        1'18.520  0.990   0.021  201.73
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以上予選通過 基準タイム ( 107% )           1'22.957  5.427   4.437  190.94

17 10 藤沢 哲也           TEAM NOVA        1'27.675 10.145   4.718  180.67
-  40 リチャード・ライDoCoMo DANDEL計測できず
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* シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。 
* コースレコード: 1'15.304 
* 大会審査委員会は、CarNo.10-17番グリッド、CarNo.40-18番グリッドを条件に決勝
レース出場を認めた 


                                         http://motorsports.nifty.com/


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