全日本GT選手権

太田選手、一命をとりとめる


 太田哲也選手の所属しますチーム・フェラーリ・クラブ・オブ・ジャパンより、
太田選手の容体に関する続報リリースを頂きましたので、転載させていただきます。


            太田哲也選手の容体について

                チーム・フェラーリ・クラブ・オブ・ジャパン
                           チーム監督 兼子 眞

~太田選手、一命をとりとめる!~
 全日本GT選手権第2戦の多重クラッシュに巻き込まれて重傷を負った太田選手は、
現在も補助酸素供給のために胸部を切開した状態ではありますが、医師団の懸命な
努力によって一命をとりとめました。
 これもひとえに関係各位の皆様の努力、心からの応援を頂いたためと深く感謝し
ております。
 関係者の声や、GTアソシエーションのインターネットに寄せられたファンの方々
の応援メッセージをカセットに録音し、太田選手へ呼びかけたことなども、精神的
に大きな支えになったと思っています。
 振り返ってみると、不幸中の幸いに助けられた部分もあります。まず、クラッシュ
時にフェラーリの燃料タンクがちぎれて飛んでいったこと。これによりマシンの炎
上はポルシェ一台分の燃料で済んでおります。飛んだ燃料タンクにも引火はしまし
たが、観客の方々や関係者、他のマシンなどに影響を及ぼさなかったことも幸いで
した。また、ゴールデン・ウィークということで、本来は最初に治療を受けたフジ
虎ノ門病院にはインターンの医師しかいない予定だったそうですが副院長がいらっ
しゃって適切な処置をしていただいたこと、関係者の努力で熱傷の専門医がいらっ
しゃる東京女子医大に転院できたことなど、治療に関しても太田選手に有利に働い
た面が数多くありました。
 今後、太田選手には辛いリハビリ生活が控えておりますが、不屈の精神でこれを
乗り越え、一刻も早くレース界に復帰してくれることを期待しております。


以上

転載者補足:
リリース文中、『GTアソシエーションのインターネットに寄せられたファンの
方々の応援メッセージ』となっておりますが、NIFTY SERVEモータースポーツファ
ン・フォーラムに寄せられたメッセージも、私の方でインターネット経由の応援
メッセージと合わせ、一括してお渡ししています。そのためにこのように表現さ
れたものと思われます。この点、ご了承ください。NIFTYメンバーのみなさんの
ご声援には、私からも感謝を表させていただきます。

                       リリース転載
                       GTインサイドレポート班
                       古屋 知幸 = QYB04322 =


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